「口先ばかりのこの虚飾の世界、今さら色男めかして楽しむことは出来はせぬ。そうと決まれば道は一つ、思い切り悪党になってみせるぞ。」
バレンタインデーですが、いかがお過ごしでしょうか?
チョコをもらえた人、義理チョコばかりの人、もらえなかった人、色々あるかと思います。Facebookでは「昨年までバレンタインにチョコをもらえるのは都市伝説かと思っていたが、今年はもらえた。」という書き込みもあり、笑ってしまいました。
私は、朝から風邪をひいてしまい、1日の予定を全てキャンセル・延期させて頂きました。とはいえ、夕方頃からはマシになり、2週間程前に録画し、ずっと楽しみにしていた「国盗人」(野村万斎さんや白石加代子さんが出演)を見ました。
「国盗人」は、シェークスピアの「リチャード3世」のインタープリテーションした作品です。冒頭は、その「リチャード3世」の中の台詞。
醜い風貌のため嫌われた悪三郎が、秘めたる悪を隠し、欺瞞によって人々を陥れ、策略で政敵を亡き者にしていき王位に就きます。王位に就くと、もはや悪の意図は隠さず「悪三郎祭」。が、それもつかの間。理智門の挙兵により、(一応、)味方していた人達がどんどん離れていき、悪三郎は滅ぼした者の亡霊にさいなまれながら、討たれる。
というストリーです。(非常に雑に言えばですが・・・)
私もバレンタインにチョコを欲しいのですが、「ものをくれてやる気分ではない」(「国盗人」「リチャード3世」の台詞)と言われそうでしたので・・・(^^;)
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